江古田という土地
早速、調べてみました。
こういうの好きなんですよね、由来とか調べたりするの。
江古田って、えこだとえごたと、えこた、えごだ、と読むこともあるらしいです。
読み方多すぎる……((((;゜Д゜))))
私が知ってるのは、えこだとえごただけだったので、びっくりしました。
調べてみるものですね(笑)
結論から言うと、由来は不明、なんだそうです。
「新編武蔵風土(ふど)記稿」には、由来が明らかではない、と記載されているんですって。
なんてこったヽ(;▽;)ノ
江戸時代末期に、地方の村名などの由来をまとめて調べたりする事業があったのだそうで…
それでも分からなかったというのだから、余程古い地名なのでしょうか。
江古田以外にも、由来が明らかではない場所がいっぱいあるそうですよ。
今度探してみようかしら。
そして、明らかでないので、当の由来がいろいろあります。諸説あり、というやつですね。
- 「エゴノ木」が群生していた地域を開墾したから
- 「谷間の小さな湿田」という意味の「江古田」が地名になった
- 江(中新井川)の側に「古田」があった※古田は江戸時代より前に開発された田畑のことをいう
とかとか…
どれもそれらしい理由というか、まぁ、
由来が分からないのですから、好きに想像するのも良いのかも知れませんね。
私は、調べた中では一番下の説が好きかな(^^)
さてさて、読み方の話なんですが…
まず、あまり聞き慣れない、えこたとえごだ、について。
- えこた…江古田大橋(えこたおおはし)という橋が、関東バス丸山営業所・江古田公園の近くにかかっている
- えごだ…練馬・中野区問わず、土地の古い人たちが呼んでいた
…ということらしいです。
えこた、は実際にまだある橋のネームプレート(?)にあるのですから、
そう呼んでいた人たちもかつてはいたということなんでしょうね。
えごだ、は方言のようなもので、現代にはあまり残っていないようです。
濁音が続くと読みにくいので、「えごた」と読むようになったとか。
そして、本題(?)のえごたとえこだ。
えごたは中野区側、えこだは練馬区側での呼び方として、定着していますよね。
それぞれの地区で江古田があって、使い分けられていたのが原因…というか、混乱の始まりなんだそうです。
「新編武蔵風土記稿」では、それぞれ…
!なんと、ここでさっきのえこたが出てきましたよ。
中野区側の江古田村民たちは、えこたとかえごだとか呼んでいて、
訛りと簡略化で、えごたにおさまったということなのかしら。
結局、どの呼び方が正しい、間違いとかではなく、
今まで使われてきた呼び方が、いろいろと整理されて今に至るわけです。
どれも正式!
そういうことなんですね。
なんか、大風呂敷を広げたわりに、こぢんまりまとまってしまいましたが(笑)
漢字の読み方、土地の読み方は特に面白いですね。
また、時間があったら、調べてみようかな(^^)